メタプラネット、米子会社に50 億ドル投入──ビットコイン購入を加速 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

• メタプラネットは2027年末までに21万ビットコインの保有を目指しており、効率的かつ大規模な購入のために米国の金融インフラを活用しようとしている。
• 新株取得権の発行を通して調達した資金は、ビットコイン購入に充てられ、短期的な財務への影響は軽微と見られている。

メタプラネットの取締役会は、ビットコイン購入戦略を加速することを目的に、米子会社Metaplanet Treasury Corp（メタプラネット・トレジャリー・コーポレーション）への最大50億ドル（7250億円、1ドル145円換算）の資本投入を承認した。

同社は、ビットコイン財務戦略をグローバルに拡大するために、5月1日にフロリダに子会社を設立している。

同社は、この資金投入によって、6月6日に発表した「555 million plan（5億5500万計画）」の実行が大幅に加速されると声明で述べた。

メタプラネットの目標は、2027年末までに最大21万ビットコイン（BTC）を保有すること。ビットコイン購入と管理のプロセスを最適化するために米国の厚い資本市場と先進的な機関投資家向けインフラを活用する。

同社の米国展開は、グローバルに統合された財務モデルを確立し、株主価値の向上、財務収益効率の改善、ビットコイン資本市場におけるリーダーシップの強化を図るという同社のビジョンと一致している。

資金は、第20回から第22回までの新株取得権の発行を通して調達され、調達された資金はすべてビットコイン購入に充てられる。また現在の事業年度における財務への影響は最小限に留まるとしている。

メタプラネットは現時点で世界8位となる1万1111BTCを保有。株価は24日、7%下落して取引を終えた。

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