ブロックチェーン・グループとメタプラネットが大規模な資金調達を実施 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

• メタプラネットは、5400万株を発行して約750億円（約5億1500万ドル）を調達し、555ミリオン計画を1日で10%完了した。
• ブロックチェーン・グループは、運用会社TOBAMを通じて1株5.085ユーロで480万ドルを調達し、1株あたりのビットコイン成長モデルを増強した。

東証スタンダード上場のメタプラネットとユーロネクスト・グロース・パリに上場するブロックチェーン・グループ（the Blockchain Group）は、財務目的でのビットコイン（BTC）の蓄積に注力する取り組みの一環として、大規模な株式資本増強を実施した。

メタプラネットは、先日発表した「555ミリオン計画」に基づく第20回新株予約権の行使を実施し、1日で約750億円を調達した。6月25日に発行済新株予約権の54万口が行使され、発行済新株予約権の29%に相当する5400万株を同社が発行した。

メタプラネットは、5400万株を発行して5億ドル以上を調達し、555ミリオン計画の1日目で10%を完了したことになる。

この発行は計画における最初の資本注入であり、全体目標の10%を占める。メタプラネットの株価は一時15%急落したが、その後、急反発し、4%高で取引を終えた。サイモン・ゲロヴィッチ（Simon Gerovich）CEOはXへの投稿で、これが最初のマイルストーンであることとプログラムが好調なスタートを切ったことを強調した。

一方、ブロックチェーングループは、投資運用会社TOBAMとの市場価格連動型株式発行契約を通じて通じて1株あたり5.085ユーロで約410万ユーロ（約6億9600万円、1ユーロ=170円換算）の資本増強を行ったと発表した。

同社の株式は、1株あたり平均5.085ユーロで発行された。この資本増強は、希薄化後1株当たりのビットコイン数を増加させるという同社の戦略に沿ったものだ。ブロックチェーン・グループは現在1653BTCを保有しており、ヨーロッパでこのようなモデルを追求する最初の企業だ。

ブロックチェーン・グループの株式は直近の市場で3.7%下落し、4.785ユーロで取引されている。

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