メタプラネット、ビットコイン保有量でテスラ超え──世界7位の12345BTC | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

メタプラネットは6月26日、ビットコイントレジャリー事業の一環として1234ビットコイン（BTC）を追加購入し、総保有枚数が1万2345BTCに達したと発表した。

企業のビットコイン保有状況を追跡するBitcoin Treasuriesのデータによると、今回の購入によりメタプラネットの保有量は、電気自動車大手テスラ社（約1万1509BTC保有）を上回り、世界で7番目に多くのビットコインを保有する企業となった。

[Bitcoin Treasuriesから]今回の追加購入における平均購入価格は1BTCあたり1561万7281円、購入総額は192億7200万円。これにより、同社のビットコイン総購入額は1756億8400万円、平均購入価格は1BTCあたり1423万1184円となった。

メタプラネットの株価は、国内の規制動向にも反応を見せている。6月中旬には1800円台で推移していた株価は、25日、金融庁が金融審議会総会で暗号資産の規制を現行の資金決済法から金融商品取引法へ移行する案を審議することが伝わると、一時1300円を割り込む水準まで下落した。

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金商法への移行は、将来的には暗号資産取引への申告分離課税導入や、国内での暗号資産ETF実現につながると期待されている。その場合、税制面でビットコインを直接保有するメリットが高まるため、間接的な投資手段としてのメタプラネット株の優位性が薄れるとの見方が、売り圧力につながった可能性がある。