マトリックス法によるテクニカル分析（2025/8/8）やはり下抜け、調整は終わった？【楽天ウォレット】 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線（9MA・25MA） ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階（5→1：強→弱）評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は3.0。

前回は「横ばいを示唆するサインと、MACDとRSIがダイバージェンスで下抜け」サインが混在「横ばい推移か、抜けるなら下」と申し上げた。

その結果、まずダイバージェンスを反映して下抜けたが、ダブルボトムを付けて切り返した。下に抜けたが、横ばい継続といった格好だ。

まだ予断は許さないが、一応、下方向の調整をこなし、次は上方向だが、まだ少し時間がかかりそうといったイメージか。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください（リンク先はTradingView社のサイトです）。

パターン分析

〈日足〉〈4時間足〉当初のレンジを下抜けたが、7月2日の1515万円から14日の1815万円までの上昇の半値押し1665万円でサポートされ、半値戻しとなる1740万円に上値を押さえられた。

4時間足で見ると、以前のレンジの下限1700万円を下抜けサポートがレジスタンスとなっていたが、ダブルボトムを形成して反発、元のレンジに戻ってきた。目先の目途は倍返しとなる1745万円近辺と上記のレジスタンスとほぼ一致する。

すなわち一応底入れはした感じだが、1740～1745万円が強めのレジスタンスとして横たわる。ここを抜けれるかがカギとなるが、まだどうなるかは予断を許さない。但し、上昇フラッグの形は維持しており、最終的には上抜けしそうに見える。

評点：4

移動平均線

レンジを下抜けデッドクロス。その分の下げがもう終わったのか、これからもう一段の下げがあるのか、現段階では判断はつかない。

評点：3

一目均衡表

3役好転解消。まずは来週後半に1720万円程度までせりあがってくる雲の下限でサポートされるかがポイント。

評点：3

ボリンジャーバンド

エクスパンションで下向きのトレンド発生したが、微妙にスクィーズしそうにも見える。

評点：2

MACD

ダイバージェンスを受け失速。ダイバージェンスが完全に解消しきっていないとも見えるし、ゴールデンクロスに向かっているとも見える。

評点：3

RSI

こちらはダイバージェンスは解消。50台で方向感なし。

評点：3

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。
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